こんにちは!
我が家は築9年の戸建てに住んでいるのですが、外壁の苔や汚れが目立ってきたので(特に北側の壁)、外壁塗装をしました。
ちなみに、外壁はサイディング、屋根はスレートです。
折角足場を組むならと、屋根の塗装や、ベランダ防水も一緒に行いました。
初めてのことで、わからないことも色々ありましたが、無事に工事が終わりました😊
今回は、見積もりを取る段階から、外壁塗装の流れ、職人さんへのお茶出しなど、詳しくご紹介します!
目次
複数の見積もりを取り、しっかり比べる
我が家では、この家を建てたハウスメーカー、飛び込み営業の業者2社、ネットで評判を調べた業者3社の合計6社の見積もりを取りました。
それにあたって、家の設計図のようなものを用意したり、実際に現場を見せて長さを計ってもらったりします。(ハウスメーカー以外)
それを元に、外壁や屋根、ベランダの面積を出して計算をし、必要な塗料の量を出します。
窓が少ないお宅は塗る面積が増えるので、当然ながら値段もアップします。
そして業者によって、実際に屋根にまで上って見る会社、図面だけ見る会社、外壁は見るけど屋根やベランダは見ない会社など、様々です。
写真は大体どこの会社も撮ります。
注意点
見積もりをお願いするときは、
①こちらで指定した塗料やシーリング材
②おすすめの塗料やシーリング材数種類
の2通り以上をお願いしました。
折角お願いをするのなら、何パターンかを貰っておいた方が良いです。
工務店の方針もわかります。
また、計算で出した塗装面積も見積もりに載っていると思いますが、業者によってまちまちなので、1㎡の単価で比べます。
あと、職人さんが1人で行うのと2人で行うのとでは、やはり値段が変わってきます。
もちろん工期も変わってきます。
業者によっては、シーリングはシーリング専門の職人さんが行うという所もありました。
飛び込み営業の2社は、特殊な塗料を売りにしているらしく、やたらそれを勧めてきました。
(良い塗料なのだろうが、バカ高い!)
そして、即決を求めてきます。
「20~30年はもちますよ!」
なーんて言われても、
30年もピカピカのままな訳ないじゃんか!😒
30年もメンテナンスしなかったら、
樋は砂や葉っぱだらけ、外壁だって汚れるでしょ。。。
また塗る場所も、外壁・屋根・ベランダ以外にも、
破風板、軒天、シャッターボックス、縦横樋、水切り、ポスト、玄関ドア、塀、エアコンのホースカバー(化粧カバー)、外灯など、
どこを塗ってもらえるのかをハッキリさせておく必要があります。
家中グルリとしっかり塗ってもらった方が良いですもんね!
また、
屋根の釘が出っ張ってきている所は、叩いてコーキングしてくれるのか。
サイディングの目地や窓枠まわりは、コーキングの打ち替えか打ち増しか。
3回塗りか。
高圧洗浄はバイオ洗浄もやるか。
細かいところですが、後で後悔しない為にしっかりと確認をしておいた方が良いです。
知り合いに塗装の知識がある方がいればベストです!
工務店の方などは、大体の相場や裏事情をしっていますからね😄
我が家は、唯一屋根まで上って家全体を見て、写真を撮り、現在の状況を細かく説明してくれた業者にお願いをしました。
料金も良心的でしたし、細かなところはサービスで全部塗って頂けるという事だったので!!
塗料は沢山の種類がある
外壁塗料には、アクリル、ウレタン、シリコン、ラジカル、フッ素、無機など、沢山の種類があります。
耐久年数や料金の違いはもちろんですが、艶消し、艶無しなど、仕上がりの状態も違ってきます。
希釈をするものとしないものもあります。
遮熱などの効果があるものもあります。
シーリング材も柔らかめのもの固めのものと様々です。
工務店のHPなどに詳しく載っているので、良く調べて、ある程度の知識を持っていた方が良いです。
希釈をする塗料が曲者で、酷い業者は規定よりもかなり薄めて塗るそうです。
少しの塗料で済むし、シャバシャバの方が塗りやすいし・・・とのこと。
塗料の見本には、希釈の量なども書いてありますが、まさかずっと見張っているわけにもいかないし、信用するしかないですよね。
我が家がお願いした業者さんは、はかりを使って計っていましたよ。
(見張っていたわけではなく、たまたま外に出たら見かけたんですー!!)
結局お願いした塗料は・・・
外壁は、シリコンとフッ素の中間の「ラジカル塗料」(日本ペイント:ファインパーフェクトトップ)にしました。
艶ありで、凹凸のあるサイディングがツルっと滑らかな表面になりました。
艶消しもカッコいいのですが、汚れが付くのが気になるので、艶ありのものを選びました。
屋根は遮熱などではない、ラジカルの屋根用塗料です。(日本ペイント:ファインパーフェクトベスト)
玄関ドアの周りは、模様が入った壁なので、そちらはフッ素のクリア塗装にしていただきました。
シーリングは「オートンイクシード」を希望していましたが、外壁の目地に関しては他のものにしました。
コーキングを打って、その上から塗料を塗って、ガッチリ固めるようにコーティングするので、弾力性のあるオートンイクシードではない方が良いという結論です。(業者さんのアドバイスです)
オートンイクシードは、目地の補修などに使いました。
ラジカル塗料は15年以上持つと言われていますが、傷みが来る前に早めに次の塗装をしようと思っていますし、業者さんにもそう言われました。
傷んでからでは、補修が大変になり、かえって高くついてしまう、と。
外壁も汚れるし、樋の中も汚れが溜まるし、高圧洗浄→外壁塗装というメンテナンスを定期的にやった方が家も長持ちしますよ、とのことでした。
おわりに
まず塗料の種類の多さにビックリですよね。
でも大手の塗料メーカー(日本ペイント・関西ペイント・エスケー化研など)の塗料を選んでおけば、まず間違いないと思われます。
次回は、気になる「お値段」について書きたいと思います。