こんにちは!
いよいよ3月に入り、進級・進学の時期ですね。
以前あるテレビ番組で、現役の学校の先生が登場して、クラス替えのやり方、児童・生徒の振り分け方を紹介していました。
自分が子供の頃は、クラス替えの裏側など考えもしていませんでしたが、新しい発見だったのでご紹介します。
目次
まずは学力順に振り分ける
まずは学力テストの順位に添って、1位の子は1組、2位の子は2組・・・と振り分けていくそうです。
やっぱりこれが基本なんですね。
理由は、どのクラスも同じくらいの学力にするためです。
運動神経の良い子を振り分ける
リレーのアンカーになるような子を、各クラスに配置していきます。
どのクラスも同じようなレベルにしないと、運動会やリレー大会で、とんでもない差が生まれてしまいますものね。
ピアノが弾ける子を振り分ける
小学校や中学校では、合唱コンクールなどがありますよね。
それにはピアノの伴奏が必須なわけで、各クラスにピアノが上手な子を配置していきます。
リーダー格の子を振り分ける
クラスのまとめ役、盛り上げ役など、リーダーシップをとれる子を振り分けます。
クラスを引っ張っていってくれる子がいると、先生も助かるわけですね。
問題児を振り分ける
問題児のグループは、一つのクラスに固まらないように、バラバラにさせるそうです。
その他
不登校気味な子、健康上配慮が必要な子、同じ部活動の子、親がモンスターの子(!!)などが、一つのクラスに固まらないように振り分けます。
また、双子や親戚関係の場合もバラバラにするようです。
そして、子供同士の相性や交友関係も考慮し、仲が悪すぎる・良すぎる場合も、クラスを分けるようです。
そして微調整
この微調整が、なかなか大変なようですね。
学力・運動能力は各クラス均等になっているか、いじめが起きないようになっているか、生徒の個性に偏りがないかなど、様々な事を考慮してクラスを分けているようです。
そして最後に、どのクラスをどの先生が受け持つかを決めていきます。
一般に、指導が大変そうなクラスはベテランの先生、少し楽そうなクラスは新任の先生が受け持つようです。
確かにどの学年も、1組の先生は「学年主任」などのベテランの先生が受け持ちますよね。
ということは、1組には指導が大変そうな生徒が多くいるということなのでしょうか。
実際に娘の学校でも、「少々問題のある子は、全員1組のベテランの先生が引き取った」などという噂もあります。
おわりに
私の小学校時代は、2年ごとにクラス替えをしていましたが、娘の小学校では毎年クラス替えをしています。
これは地域によるものなのか、時代によるものなのかわかりませんが、クラス替え時の先生の苦労は、いつの時代も変わらないのでしょうね。
先生方!ご苦労様です!!