こんにちは!
千葉県野田市にある「キッコーマン もの知りしょうゆ館」に行ってきました。
しょうゆ工場の見学、しょうゆの味比べ、せんべい焼き体験などができます。
工場見学のみ要予約ですが、しょうゆの味比べなどができる「まめカフェ」というお店、キッコーマン製品が購入できる売店は、予約なしで利用できます。
入場無料です!
工場の敷地に入っただけで、なんだか優しい大豆(?)の良い香りがします(#^.^#)
目次
工場見学
工場見学は、まずこちらの映像ホールで、しょうゆを作って出荷するまでの大まかな流れのビデオを見ます。(約15分間)
その後、実際の工場にて製造工程、キッコーマンの歴史などを見学していきます。(約45分間)
エレベーターもあるので、ベビーカーや車いすの方なども安心です。
しょうゆの原料は「大豆」「小麦」「塩」「麹菌」。ここからしょうゆの元になる「しょうゆ麹」を作り、発酵、熟成、圧搾、火入れ、最後に容器に詰められて出荷になります。
容器に詰められるところは、ビデオ映像で見学します。
工場での製造工程を、順番にパネルの解説や実際の工場を見て、学べます。
①しょうゆの原料
②原料処理
②の原料処理の写真がありません。
スミマセン・・・。
③製麹
とんでもなく大きな機械で、「蒸した大豆」と「炒った小麦」と「麹菌(キッコーマン菌)」を混ぜ、麹菌を育てます。
「しょうゆ麹」が作られます。
麹の変化を実際に触って確かめられます。
昭和46年頃まで「しょうゆ麹」を作るために使われていた、「麹蓋」という木箱。
大きな機械が無かったころは、この箱で麹菌を育てていたのですね。
箱の積み方にも様々な方法があるようで、箱の重なり具合により空気の通り方を調整していたようです。
④仕込み
③で出来た「しょうゆ麹」に「食塩水」を加え、「もろみ」を作ります。
数ヶ月かけて、発酵、熟成させます。
こんな大きなタンクで、もろみを発酵・熟成させているのです!
もろみの変化を、色と匂いで体感できます。
⑤圧搾・清澄
写真右にある「ろ布」というナイロン製の布を使って、もろみを搾り、「しょうゆ油」と「しょうゆ粕」に分けます。
しょうゆ油としょうゆ粕の見本も置いてあるので、実際に触ったり、匂いを確かめたりできます。
この搾りたてのしょうゆを「生しょうゆ」と呼びます。
また、搾る際に出る「しょうゆ粕」は、飼料や一部は紙の原料として100%利用されているようです。
キッコーマン社員さんの名刺は、しょうゆの搾りかすを利用して漉いた非木材紙から出来ているそうです。(キッコーマンHPより)
最初はもろみの重さだけで、じっくりと搾り出していくようです。
写真奥に茶色い段ボールのようなものが高く積まれているのが見えますが、これが「ろ布」です。
長~いろ布を幾重にも重ねてあるのです。
ゆっくりゆっくり搾らないと、美しく澄んだしょうゆにならないそうですよ。
誰もいませ~ん。
搾り出した生しょうゆは、清澄タンクで3~4日静かに休ませ、表面の油と底の沈殿物を分離させます。
⑥火入れ
生しょうゆに熱を加えると、
- 殺菌
- しょうゆの色・味・香りを整える
- 酵素の活動を止めて、品質を安定させる
という効果があるそうです。
⑦詰め
容器に詰められ、出荷されるまでの工程は、数台のテレビ映像での見学です。
⑧完成
見学は、見学者用通路からガラス越しに見る感じで、意外とあっさりですね。
この日は日曜日ということもあり、工場内は誰一人いませんでした。土日は稼働していないのでしょうかね。
機械が動いている様子などは、見られませんでした。
今回の見学で、しょうゆ作りは本当に時間と手間のかかるものなんだということが、よくわかりました。
菌の力って凄いですね!
館内
館内には、しょうゆの開栓直後と開栓数ヶ月後の香りの違いを実際に比べたり、
しょうゆの原料である、大豆・小麦・塩の展示があったり、(大豆と小麦は実際に触れられます)
ゲーム感覚でしょうゆについて学べるコーナーもあります。
子供たちにも良い勉強になります。
社会科見学などで訪れたのでしょうか、様々な小学校から沢山のお手紙が届いていました。
実際にこうして飾っていただけていると、子供達もうれしいですよね。
キッコーマンの様々な商品が勢ぞろい!
意外に知らない商品もありました。
梅酒なんかもあるんですよ。
売店「むらさき屋」さん。
スーパーでおなじみの商品はもちろん、工場でしか買えない商品もあります。
【2019年1月13日追記】
お手洗いの前に授乳コーナーが作られていました!
正直なんだか落ち着かない場所ですが(!!)、おむつ替えなどにも使えそうなベッドもあるので、赤ちゃん連れには助かると思います!
まめカフェ
こちらは、キッコーマン商品の味見や、せんべい焼き体験、しょうゆソフトクリームなどが食べられます。
こちらの券売機で食券を購入してからオーダーします。
券売機横にある、説明書きです。
店内はこのように細長いです。
あまり広くはないので、混んでいると、ベンチが埋まってしまします。
奥はオーダーカウンターと、せんべい焼きコーナーです。
ベンチの向かい側にある壁沿いのカウンターには、様々なしょうゆや焼き肉のたれなどの味見コーナーがあります!
こちらは無料です(^^)
工場限定のこんな商品も、無料で味見できます。
給茶機も自由に利用できますよ。
せんべい焼き体験
せんべい焼き体験をしました。
子供が喜びますよね。
でも、熱いのでやけどに注意です!
まず、真っ白なおせんべいを両面きつね色になるまで焼きます。
しっかり面倒見ないと焦げます
Σ( ̄□ ̄|||)
一度網から下ろし、刷毛でしょうゆをペタペタ。
これなら小さいお子様でも出来るかな。
再度網に乗せて、しょうゆが乾けば完成!!
あっという間に焦げるので、要注意!
せんべい焼きコーナーは、おせんべいを焼くだけ。
焼き終わったらその場で食べるのではなく、しょうゆ味見コーナーなどがある方のベンチに移動します。
ベンチに座ってお茶を飲みながら、焼き立てのおせんべいをバリバリ。
自分たちで焼くと、美味しさも倍増ですね。
あまり広くないので、すぐ順番待ちになってしまうのですが、今日は空いていましたね。
お土産
来館者にはお土産がもらえます。
工場見学をする方は見学後に、まめカフェだけの利用の方には来館後すぐに、係りの方から頂けます。
因みに今日はこちら
「しぼりたて生しょうゆ」と「うちのごはんシリーズ 豚バラにんにくみそ煮」でした。
4人で行ったので、4つずつ頂けました!
普通1グループ1つですよね。
ちびっこの分も頂けるなんて、感激です!!
キッコーマンさん、ありがとうございました(*^^*)
コメント
23日に是非行ってみようと思ってます。わかりやすい内容でとても助かります
コメントありがとうございます(*^^*)
工場入り口に守衛さんがいらっしゃるので、工場見学の場合は予約した名前を、まめカフェや売店のみの利用なら「まめカフェだけの利用なんですけど」と伝えれば予約なしでも大丈夫です!受付台帳に名前などを記入してから、館内に入ります。
行ってらっしゃ~い(*^^)v