こんにちは!
今回は子供の本についてです。
私が子供の頃に読んでいた本が、今も図書館にズラリと並び、多くの子供達が借りて行きます。
テレビアニメもそうですが、自分が見たり読んだりしていた物を、自分の子供が楽しく見たり読んだりしているのを見ると、何だか感慨深く感じます。
その中で、今回は「小さなおばけシリーズ」をご紹介します。
目次
「小さなおばけシリーズ」とは?
ポプラ社から出版されている児童向けの本で、現在23巻出ています。
第一刷は、1979年です!!
くいしんぼうのアッチ、とこやさんにすんでいるコッチ、歌が大好きなソッチ。3人の小さなおばけがくりひろげる楽しいお話がいっぱい!!
(ポプラ社HPより)
因みに、最初の写真にある女の子のスカートを引っ張っているのが、小さなおばけの男の子「アッチ」です。
美味しいものが大好きで、町一番の高級レストランの屋根裏に住んでいます。
白くて、モコモコしていて、とっても可愛らしいですよね。
昔から大人気のこのシリーズは、1991年にはアニメ化され日本テレビで放送、1992年にはファミコンのゲームにもなりました。
作者 角野栄子さん
上品な雰囲気の方ですね。
2017年8月に、小さなおばけシリーズ最新刊「おばけのアッチ ドララちゃんとドララちゃん」が発売されました。
約40年に渡って、沢山の子供たちに愛されてきた「小さなおばけシリーズ」。
まだまだ続いていることに、正直驚きました!
ページ数や対象年齢
ページ数はシリーズを通して、大体80ページ前後。
対象は小学校低学年くらいでしょうか。
読み聞かせなら、もう少し小さなお子様でも、大丈夫かもしれません。
文字も大きめで、7ミリくらいなので、あっという間に読めてしまいます。
「家」や「夜」「女の子」などの漢字も出てきて、全て振り仮名(ルビ)が振ってあります。
「スパゲッティがたべたいよう」のお話
「小さなおばけシリーズ」の記念すべき第一作目です。
私は小学生当時この本を持っていて、可愛らしいアッチと女の子のエッちゃんとのやり取りが面白くて、夢中で読んでいました。
美味しそうなスパゲッティを作っているエッちゃんを見つけたアッチは、こっそりエッちゃんの家に入り込んで、あの手この手でエッちゃんを脅かそうとします。
でもエッちゃんの方が一枚も二枚も上手。
おばけのパワーで脅かしても脅かしても、エッちゃんに軽くかわされてしまいます。
最後には反対にエッちゃんおばけに脅かされて、アッチは泣き出してしまいます。
アッチはエッちゃんに促され、「スパゲッティをごちそうしてください」とお願いしました。
美味しそうな顔をして食べていますね。
この後も、エッちゃんのお願いをすんなり聞いて、二人は仲良しになります。
アッチのコロコロ変わる表情が、とっても可愛らしいです!
「ハンバーグつくろうよ」も持っていました。
おばけのアッチと、野良猫のボンが、女の子(エッちゃん)にハンバーグを作ってあげるお話です。
このハンバーグが本当に美味しそうで(*^-^*)
アッチもボンも本当に可愛い!
こちらもお勧めの本です!
おわりに
絵本に比べると、多少厚い本になりますが、文字も大きく、挿絵も多いため(カラーの挿絵と白黒の挿絵があります)、意外と文字数は少ないのではないでしょうか。
習った漢字が出てくる低学年のお子様には、特におすすめです!