こんにちは!
今回は子供の本についてです。
私が子供の頃に読んでいた本が、今も図書館にズラリと並び、多くの子供達が借りて行きます。
テレビアニメもそうですが、自分が見たり読んだりしていた物を、自分の子供が楽しく見たり読んだりしているのを見ると、何だか感慨深く感じます。
その中で、今回は女の子に人気の「まじょ子シリーズ」をご紹介します。
目次
「まじょ子」シリーズとは?
(ポプラ社HPより)
可愛らしい小さな魔女の子供が主人公です。
もじゃもじゃの髪の毛、黒い服、黒いとんがり帽子、黒いマント・・・。
いたずらと冒険が大好きな「まじょ子」ちゃんが様々な出会いや体験をする、魔法の世界の楽しいお話です。
まじょ子に出会う登場人物は、魔法の世界やまじょ子のいたずらで、驚きの連続!
全部で36巻出ていて、1冊に短編のお話がいくつか入っている構成のものや、1冊丸々一つのお話のものもあります。
どれもこれも夢いっぱいのファンタジーのお話で、こんな世界があったら素敵だな~と思うものばかり。
娘も夢中になって読んでいました。
ページ数や対象年齢
ページ数は、シリーズを通して大体100ページ前後。
対象は、小学2年生と書いてあります。
文字も大きめで、6ミリぐらい。
「空」や「星」、「国」などの漢字も出てきて、全て振り仮名(ルビ)が振ってあります。
「まじょ子どんな子ふしぎな子」のお話
「まじょ子シリーズ」の第1巻、「まじょ子どんな子ふしぎな子」は、私も小学生当時持っていました。
何度も何度も読み返した記憶があります。
何十年も前の記憶ですが、この本の表紙や内容、挿絵も意外と覚えているものですね。
特に好きなのが、まじょ子ちゃんが「デパート」を訪れる話。
お話「エレベーターの おきゃくさま」
まじょ子ではなく、デパートのエレベーターガールの目線で物語は進みます。
1階で空っぽのエレベーターに「まじょ子」が乗ってきて、「虹の売り場は何階ですか?」と聞かれます。
「あのね、扉を閉めて、『次は虹の売り場です』って言ってちょうだい。そうして扉を開ければ、虹の売り場にきっとなるわ。」とまじょ子。
不思議なことを言う女の子に、エレベーターガールのお姉さんはちょっとだけ付き合ってあげます。
虹の売り場は最上階の8階ということにして、次はまず2階。
まじょ子が星のアクセサリーが欲しいということで、
「2階、星の売り場でございまーす」
扉が開くとそこは、いつもの洋服売り場ではなく、紫色の絨毯が広がった「星のアクセサリー」売り場に変わってたのです!
他にも、「春の売り場」や「白い雲の売り場」、「日の光の売り場」、「深い海の売り場」など、素敵な売り場がたくさん登場します。
もちろん最後には「虹の売り場」も!
なんだか夢の世界のようですよね。
おわりに
少し厚みがある本ですが、字が大きいので読みやすいと思います。
娘の小学校の図書室には無いようなのですが、地域の図書館には沢山ありました。
ファンタジーが好きなお子様にはおすすめです!