【懐かしの本が今もなお!】ズッコケ三人組シリーズ!

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こんにちは!

今回は子供の本についてです。

アラフォーの私が子供の頃に読んでいた本が、今も図書館にズラリと並び、多くの子供達が借りて行きます。

テレビアニメもそうですが、自分が見たり読んだりしていた物を、自分の子供が楽しく見たり読んだりしているのを見ると、何だか感慨深く感じます。

今の子供たちにも人気のある作品の中で、今回は「ズッコケ三人組シリーズ」をご紹介します!

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目次

「ズッコケ三人組シリーズ」とは?

ポプラ社から出版されている、小学6年生の男の子3人組が主人公のお話です。

ズッコケ三人組とは?

花山第二小学校6年1組のハチベエ、モーちゃん、ハカセの三人組のこと。
なぜかいつもとっぴな事件やドタバタの冒険にまきこまれて(まきおこして?)しまうのだ。
ズッコケながらも、持ちまえの前むきな元気さと、あつくてかたい友情によって、どんな困難にもたち向かい、解決してしまうのだから、スゴイ!!

(ポプラ社HPより)

帽子を被った活発そうな男の子が、イタズラ好きのハチベエ (八谷良平)」

メガネの男の子が、読書好きの「ハカセ(山中正太郎)」

やや太めの男の子が、小学6年にして身長158㎝体重63㎏の「モーちゃん(奥田三吉)」

の3人組です。

絵を見ただけで、ドタバタな様子が伝わってきますよね!

昔からある大人気シリーズなので、子供の頃夢中で読んでいた方も多いと思います。

私もその一人です!

小学生の頃にズッコケの本を題材にした劇も行ったことがあります!

1978年に第一作目「それいけズッコケ三人組」を刊行、2004年12月にシリーズ最終巻となる50冊目「ズッコケ三人組の卒業式」で、本編は完結しました。

その後はアニメやドラマ、映画にもなりました。

作者「那須正幹」さん

(HRナビより)

26年もの間、楽しい作品を書き続けたのが、作者の「那須正幹(なすまさもと)さん」です。

那須先生は「絵本」「童話」「小説」「ノンフィクション」と多方面で活躍されていて、数々の賞も受賞されています。

現代児童文学界の第一人者とも言われています。

児童文学の作品を書くようになったのは1968年、26歳の頃からなのだそうですよ。

舞台のモデル、三人組のモデル

三人組の舞台は、稲穂県ミドリ市花山という場所。

このモデルになったのは、作者の那須先生の故郷である、広島県広島市西区己斐

1942年生まれの那須先生は、1945年8月6日、3歳の時に爆心地より3キロの自宅にて被爆、

その後小中高校までは地元の広島市で過ごされたそうです。

作品に出てくる「花山デパート」や「ミドリデパート」、「花山神社」なども、広島市内のデパートや神社がモデルになっています。

三人組が通う「ミドリ市立花山第二小学校」は、なんと那須先生の母校である「広島市立己斐小学校」がモデルになっているのだとか。

2009年4月には、JR西広島駅前にズッコケ三人組の石像が完成しました。

(四国新聞社より)

三人組にもモデルがいるようで、

ハチベエは、近所の男の子。

モーちゃんは、中学時代からの友人。

ハカセは、子供時代の那須先生自身だそうです。

人気の作品はこれ!

最初の写真にもある、記念すべき第1巻「それいけズッコケ三人組」も人気があるのですが・・・。

1番人気があり評判が良いのは、第13巻「うわさのズッコケ株式会社」だと思います!

私もこの文庫本を持っていました!

内容

お馴染みの3人組が、なんとお弁当会社を設立します。

ハチベエが社長、ハカセが経理、モーちゃんが営業です。

内容は、株式会社の仕組みや、経営の難しさ・・・なんだか難しそうに聞こえてしまいますが、子供が楽しく読めるように、わかりやすく書かれています。

3人組は小学生なりに色々なことを考え、汗を流しながら頑張って商売をします。

どうしたらもっと売れるかな?

明日はいくつ仕入れようかな?

どうしたらもっと儲けが出るかな?

値段はいくらに設定すれば良いだろう?

悩みながら、失敗を重ねながら次々にアイデアを捻りだし、ビールを売ったり、ラーメンを売ったり・・・。

そして様々な苦労を経て目標を達成したときの、あの達成感!爽快感!充実感!

3人組の喜びが、こちらまで伝わってきます。

子供はもちろんですが、大人でも楽しめる内容なのではないでしょうか。

ズッコケが中年に!?

なんとズッコケ三人組が、小説になって帰ってきました。

花山小学校を卒業して28年。

40歳になった彼らのお話です。

対象年齢は、中学・高校・一般・シニアと書いてありました。

2005年12月に第1弾、その後シリーズ第2弾「ズッコケ中年三人組 age41」~第10弾「age49」が刊行。

そして2015年12月、シリーズ最終巻となる「ズッコケ熟年三人組」で50歳となった彼ら。

これでズッコケシリーズは、「完全におしまい」とのことです。

『ズッコケ熟年三人組』の後書きにおいて作者・那須正幹は自身の高齢と社会情勢の変化から本シリーズの継続が難しくなっている事を語ったうえで「本シリーズは、これをもって完全におしまいということにする」 と述べており、版元であるポプラ社からも旧シリーズから続く「ズッコケ三人組シリーズ」は現時点においては、これをもって全編完結にする旨がアナウンスされている

(Wikipediaより)

正直寂しく感じますが、那須先生、お疲れ様でした。

おわりに

大ロングセラーの本作品、たまに娘の本を読んだりしますが、今読んでもなかなか面白いです。

こんなに楽しい小学校生活を送っている三人組を、羨ましく感じてしまいます。

広島市の己斐にはまだ行ったことが無いので、ぜひズッコケ巡りをしてみたいです!

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