こんにちは!
最近、努めて読書をするようにしている、みきです。
もう10年以上、子供の絵本を読んであげるくらいしかしていなかったのですが、面白い本は本当に時間を忘れて読んでしまいますね。
続きが気になって気になって、読むのを止めるタイミングがわかりません!!
しかし読み進めていると、悲しいかな「読めない漢字」「意味を知らない言葉」が出てきます。
そこで、自分の覚書用として、ここに記していきたいと思います。
「こんなのも読めないの??」
「こんな言葉も知らないの??」
なんて思われてしまうのかしら・・・お恥ずかしい!!
目次
「壜」が読めない!!
恩田陸さんの「図書室の海」に収録されている、「茶色の小壜」という作品。
タイトルが読めないなんて(涙)
ーーー掌に包むように小さな小壜のようなものを持っている。
ーーー蓋を開けるでもなく、そっと手に取ってその感触を楽しんでいるという感じなのだ。
とあったので、容器のようなものかな?と予想。
《答え》
○音読み・・・タン・ドン
○訓読み・・・さけがめ・びん
漢字の意味としては、かめ、酒を入れるかめ、ガラス製の容器とのこと。
異体字として「罎」もあるそうです。
「缶」の字が付くのに「びん」なのですね!
つまり今回の場合は、茶色の「こびん」と読むのかな?
ちなみに、「びん」というと「瓶」という漢字を一番に思い浮かべますが、この「瓶」の意味は、「口が小さく、徳利に似た形」という事です。
所謂「ビール瓶」のような形という事なのでしょうね。
「罅」が読めない!
こちらも同じく恩田陸さんの「小さな小壜」に出てきたもの。
トラックが電話ボックスに突っ込んだ場面で、
ーーーガラスが衝撃と罅で白くなっている。
とありました。
衝撃と何で白くなっているの⁉
はい、辞書を引きます。。。
《答え》
○音読み・・・カ
○訓読み・・・すきま・ひび
漢字の意味は、ひび、われめ、すきま、ひびが入る、かける、とのこと。
っは~、「ひび」でしたか~。
ガラスが衝撃とひびで白くなっていたのですね!
いや~スッキリしました。
この漢字も「缶」が付くのですね。
この「缶」は「ほとぎ・ほとぎへん」というようです。
「かんへん」ではないのですね。。。(恥ずかしい)
「殊勝」ってどんな意味?
こちらは、瀬尾まいこさんの「僕の明日を照らして」に出てきました。
ーーー僕が殊勝にすき焼きを平らげている横で、おじいちゃんとお酒を飲みながら、プロ野球のことや病院のことなんかを話している。
瀬尾まいこさんの作品の食事のシーンは、いつも美味しそうですよね^^
殊勝に平らげる・・・
必死にとか、頑張ってとかかな?と予想。
さぁ、辞書辞書。。。
《答え》
殊勝:(年齢や経歴の割に)立派なところがあり、褒めるに値する様子。
【例】
・殊勝(=感心)な心掛け
・殊勝気(しゅしょうげ)を出す(何か大変良い事のつもりで、その事をする)
殊勝な~、とか殊勝に~と使うようです。
なるほど~。
この場面は、中学2年生の男の子が、母親の再婚相手の実家に行き、夕食時におばあちゃんが「どんどん食べてちょうだいね」と勧めてくるすき焼きを、お腹をさすりながら頑張って食べている、というシーン。
おじいちゃんおばあちゃんが喜んでくれているからと、健気にせっせとお肉を口に運ぶ男の子の姿が、目に浮かびます。
おわりに
初めて知る漢字や言葉は、どんどん使って覚えるのが一番だと思いますが、「罅」とか「壜」とか使うかなぁ・・・。
ペンで文字を書く機会も減っていますしね。
しかし、せっかく知った漢字や言葉なので、忘れないように自分のものにしたいと思います!
昨日買ってきた飴を、小壜に入れようかな・・・
でもあの小壜、罅が入っていたりして・・・
先日息子が殊勝な面持ちで合唱をする姿に、感動しました・・・
無理矢理使ってみました(笑)