こんにちは!
今回は西伊豆堂ヶ島の三四郎島で有名な「トンボロ現象」をご紹介します。
トンボロ現象で現れる岩場や潮だまりは、磯遊びにもってこいです!
👇西伊豆のその他の情報は、こちらからどうぞ👇
目次
トンボロ現象とは?
普段は海で隔てられている陸地と島が、干潮時に海が割れ、海底が顔を出して、陸地と島が繋がる現象を「トンボロ現象」といいます。
フランスの「モン・サン=ミシェル」が有名ですが、日本でも何か所かでこの現象を見ることが出来ます。
- 香川県の小豆島(前島)/土庄町銀波浦と中余島・大余島の間に現れ、エンジェルロードとも呼ばれる夕日の名所。
- 鹿児島県指宿市/田良浜と知林ヶ島の間に、広々とした砂州が現れる。
など。
自然の現象は、神秘的ですね。
堂ヶ島のトンボロ現象
干潮時に必ず見られるものではなく、干潮時の潮高が50㎝以下の時にだけ海底が現れます。
「堂ヶ島 潮見表」と検索すると、毎日の干潮時刻と潮高が確認できます。
磯遊びが出来る時間は、干潮時刻の前後2時間くらいです。
前もって時刻を調べて、干潮時刻に合わせて予定を組むと良いかもしれません。
場所・駐車場・トイレ
場所
「瀬浜海岸」という海岸で、「堂ヶ島温泉ホテル」の目の前です。
ホテルの敷地のすぐ脇を入っていきます。
国道136号沿いにも「トンボロ現象 ↑」と案内板がありますので、初めてでもすぐにわかると思います。
道路が高い所にあるので、海岸に下りるのにかなり下ります。
ご注意ください。
駐車場
国道136号沿いに、5台分くらいの縦列の路上駐車枠があります。
国道から瀬浜海岸入り口を曲がって坂道を下りたところにも、5台分くらいありました。
しかしこちらは道幅も狭く、駐車スペースも狭いので、駐車場について満車だった場合はかなりショック・・・。
我が家は「加山雄三ミュージアム」の無料駐車場に停めました。
瀬浜海岸入り口まで、子供連れだったので、徒歩5~10分くらいかかりました。
トイレ
坂を下ったところの駐車場の脇に、トイレがありました。
そこそこキレイです。
磯遊びで遊んだ後、手を洗うことが出来ます。
海岸に到着!
この日は潮高が20㎝。
しっかりと道が出来ています!!
象島(伝兵衛島)へと続く道は、石がゴロゴロしていて歩きにくい!
おまけに苔が付いているので、滑る!
歩きやすい靴でないと、転んでケガをしますよ~。
後ろを振り返ると、「堂ヶ島温泉ホテル」がドーンと見えます。
左上には、「堂ヶ島ホテル天遊」も見えます。
左(南方向)を向くと、「海辺のかくれ湯 清流」と以前お世話になった「堂ヶ島アクーユ三四郎」が見えます。
👇「アクーユ三四郎」の記事はこちらからどうぞ👇
右(北方向)を向くと、このような景色。
右上は先ほどの「ホテル天遊」です。
この辺りはところてんの原料である「天草」の群生地だそうです。
収穫の解禁時期の5月下旬になると、トンボロ現象の両脇に、天草獲りの小船がいっぱい集まるようです。
時間的には、午前中から午後にかけて。
ただし、一般の人が獲ることは法令で禁止されているので、ご注意ください。
生き物探しスタート!
カニ見~つけた!
捕まえた!
いつまでも持っていると、カニが泡を吹いてきてしまうので、観察をしたら早めに水辺に返してあげます。
ヒトデ!
ヤドカリ天国!!
ヤドカリは本当に沢山いて、子供でも捕まえやすかったです。
石をゴロンとひっくり返すと、発見しやすいですよ。
一度ひっくり返した石は、元に戻しておきましょう。
石には生き物の赤ちゃんが付いている場合があるので、元に戻さないと死んでしまうそうです。
他にナマコ、フナムシの大群・・・名前がわからない謎の生き物が沢山います!
子供はもちろん、大人も楽しめますよ(*^-^*)
時間を忘れて生き物探しに夢中になります!
今回はあまり遠くまで行きませんでしたが、島に上陸するなど、海岸から離れた場所まで行く場合は、常に潮高を確認しておくことをお勧めします。
おわりに
この日はかなり暑かったですが、暑さも忘れて生き物探しに夢中になりました。
子供達も大喜び&大満足(*^-^*)
お子様連れには絶対おすすめです!
念のため、着替えや替えの靴があると安心です。