子供ってよく風邪をひきますよね。
うちの子も例外ではなく、特に寒い時期はあっという間に鼻水をたらします。
そこで毎回迷うのが、何科にかかるかということ。
風邪は小児科?耳鼻科?
皮膚の湿疹は小児科?皮膚科?
私もよく迷います。
目次
風邪の時は?
発熱、咳、鼻水・・・風邪の症状は様々ありますが、私はまず小児科に連れて行きます。
やっぱり肺の音を聞いてもらいたいんですよね。
特に下の子は喘息の気があるのか、ゼーゼーしやすいので、熱が無くても、あまり元気が無かったり、変な咳をしていたりするので。
以前診察時に、先生が「胸がすんごいゼーゼーいってるよ。聞いてみる?」というので、聴診器で聞かせていただいたことがあるのです。
右胸、左胸の音を順番に聞いてみると、右胸だけ「ゴーゴー」という雑音のような音が聞こえたのです。
こんなに違いが顕著なのかと、正直驚きました。
同時に、怖くもなりました。
肺の音は、目では見えないですからね。
先生から、うちの子は「熱よりも咳に注意して」と言われているので、普段から気を付けてみるようにしています。
母親の勘は意外と当たるもので、私が「熱はないけど、なんだか様子がいつもと違う」と思い、小児科に連れて行くと、「お母さん、勘が当たっているよ、すんごいゼーゼーしてる」と、ほぼ毎回言われます。
やっぱり受診して良かった、となるわけです。
我が家のかかりつけの小児科では、耳の中を診てくれたり、鼻水の吸引、口や鼻からの吸入、胸に機械を付けて呼吸や痰の排出を促進させる人工呼吸器治療などもしてくださるので、本当に助かります。
特に吸入と人工呼吸器の治療は効果てきめんで、嘘のように咳が治まります。
人工呼吸器は、はたから見るとなんだか苦しそうなのですが、やっている本人は気持ちがいいみたいです。
先日上の子が、熱はないけど「頭が痛い、おでこの辺りが痛い」と言い出しました。
半泣き状態です。
実はこの症状は、以前にも2回くらいあり、小児科を受診しましたが、「頭痛に関しては鎮痛剤で様子をみてください」とのことでした。
しかし今回は「もしかしたら副鼻腔炎かも?」と言われ、抗生剤が出されました。
この時、「一度でも耳鼻科に連れて行っていれば、もっと早くに発見できたのかな」と思ってしましました。
抗生剤を飲み始めて3日目くらいのとき、念のため耳鼻科にも行ってみました。
耳鼻科の先生の診断も、おそらく副鼻腔炎だろう、とのこと。
最近はレントゲンは撮らないみたいですね。特に子供は。
だから診察も、おでこやほっぺを指で押してみて、痛いかどうかを聞く、耳の中や鼻の中を見るだけでした。
薬ももらってあるものでOKのようなので、吸入だけやってきました。
風邪っぽくて頭痛がなかなか治らないときは、一度耳鼻科に行ってみても良さそうですね。
湿疹が出たら?
こちらも、下の子の話になってしまうのですが、下の子は1ヶ月健診の頃から湿疹が酷く、1歳の誕生日のときも、顔や体が湿疹だらけでした。
「子供のことはまず小児科に」と思って、小児科で処方していただいた薬をずっと使っていました。
弱いステロイドですね。
しかし余りに治りが悪いので、一度皮膚科に行ってみることにしました。
今までよりは若干強めのステロイドを出されたので、少し抵抗はありましたが、いつまでも湿疹でジュクジュクさせておくのは良くないということで、先生の指示通り、根気よくケアを続けていました。
まず全身に保湿剤、頭皮には頭皮用の薬、目の周りには目に入っても大丈夫な眼軟膏、顔用の薬、体用の薬(顔用より若干強めのステロイド)、飲み薬も合わせて出されました。
最初のうちは、大体1週間おきに受診していましたかね。
すると徐々にですが、肌がきれいになってきたのです。
薬を塗る→きれいになる→薬をやめる→また湿疹が出る→薬を塗る
このサイクルを繰り返すわけですが、最初のうちは薬をやめるとすぐ湿疹が出てきてしまったのですが、段々と薬をやめている期間が空いてくるようになってきたのです。
そして、徐々にステロイドを弱くしたり、ステロイドが入っていない薬を使ったりして、段々と保湿剤だけでも大丈夫になっていました。
今3歳になりましたが、顔も体もツルツルです(*^^*)
毎日保湿剤は塗っていますが、湿疹はほぼ出なくなりました。
ただ体調が悪いと、少し出ますがね。
さすが皮膚の専門家だ、と思いました。
アレルギー体質でないお子さんでしたら、小児科の弱い薬だけでもすぐに治ってしまうのかもしれませんが、それでも治りが悪いようだったら、一度皮膚の専門家に診てもらった方が良いのかもしれません。
おわりに
私の経験からすると、基本的には「子供のことは小児科へ」で間違いないように思います。
でも、複数回受診しても治りが悪いとか、何か気がかりがあれば、それぞれの専門医に診てもらうのも、良いかもしれません。
その場合は、小児科でどんな診断でどんな薬を貰っているかを、しっかり先生に伝えましょう。