こんにちは!
今回は、子供の歯の矯正のお話です。
私には、現在小学3年の娘がいるのですが、定期的にフッ素塗布やお掃除でお世話になっている歯科医院で、衛生士さんに「顎が小さいのに歯が大きい」「矯正をした方が良いかも」と言われていました。
実際歯並びは悪く(特に上下顎の前歯)、上顎の側切歯(真ん中から2番目の歯)に至っては、生えてくるスペースが無く、乳歯が抜けてから数カ月間、全く生えてきませんでした。
歯並びが悪いと歯磨きも大変で、「磨き残しも多くなり、虫歯の原因になってしまうかもしれない」と思い、矯正することにしました。
目次
矯正スタート
今春からスタートしました。
上下顎の型取りや、噛み合わせの型を取り、まずは顎を広げることから始めました。
上下に矯正装置を入れ、歯に内側から外側へ押す力を加え、顎を広げます。
装置にはネジが付いていて、ネジを90度回すと、装置の幅が0.25mm広がるようになっています。
こちらは参考写真なのでピンク色ですが、娘の矯正装置は透明です。
針金は銀色で、写真と同じです。
U字をしている写真の装置は下顎用。
下顎には舌があるため、このような形です。
上顎用は半月のような形です。
中央に切れ込みがあり、指定された方向にネジを回すと、その切れ込みが広がって隙間が空いてきます。
その分装置が外側に広がったということですね。
ネジを回せば回すほど、すき間が広がっていく仕組みです。
娘の場合は、まず1週間に1回回すという頻度でスタートしました。
1か月で1mm広がるという計算ですね。
装着1か月後には5日に1回の頻度になりました。
矯正装置は食事と歯磨きの時以外は装着しておいてくださいと言われました。
寝るときも出来れば・・・とのこと。
初めての矯正装置に四苦八苦・・・( ̄ロ ̄lll)
初めて装置を入れた日は、もう大変でした。
口を閉じられない。
喋れない。
違和感たっぷり。
口をスーハースーハーし続けている娘・・・。
モゴモゴと何をしゃべっているのかわからない・・・。
可哀想だなと思いながらも、あまりの苦戦ぶりに何だか可笑しくなってしまいました( ゚∀゚)
娘よ、すまぬ!
口元がモゴモゴして落ち着かない様子。
慣れるまでは大変でした。
矯正装置を付けて、学校へ
やはり矯正装置を付けて行くことが「恥ずかしい」という気持ちもあったようです。
しかし、同じ学年や同じクラスにも矯正をしている子がいたようなので、少し気が楽になったようです。
でも初めの頃は、マスクをして登校していました。
給食の時間には装置を一旦取り外して、ケースに入れておきます。
そして、食後の歯磨き後に再度装着します。
自分一人で装着するのが、最初は本当に大変で、学校に鏡を持参して、鏡を見ながらやっていました。
鏡の持参の許可を含め、担任の先生には念のため、
- 矯正を始めたこと
- 口元が気になること
- 発音が不明瞭なこと
- 鏡の持参
などを、予め連絡帳にて伝えておきました。
4か月経過。悪い癖を発見。
顎は大体広がりましたが、娘の歯並びに影響する、悪い癖が発見されました。
それは、娘が唾を飲み込むとき、舌を押し出す癖があるということです。
よく見てみると、確かにゴックンするときに、舌が下顎の前歯を押し出すような動きをしているのです。
これが原因で、下顎の前歯が前方に倒れて来てしまっていたのです。
新たな装置装着
舌を前に押し出す癖を無くす(防ぐ)べく、新しい装置を装着することになりました。
前回の装置はお役御免で、終了です。
こちらも参考写真なので、娘の物とは若干形状が異なります。
装置は上顎のみ。
真ん中に針金のフェンスのようなものがありますが、これが舌を前に出さないようにするストッパーの役割をします。
今回は上顎だけとはいえ、これまた違和感たっぷりであろう装置ですね。
こちらの装置は、基本的には寝るときだけ付ければよいようですが、可能なら今までのように食事と歯磨き以外の時はずっと付けておきます。
上顎の装置は、下顎に比べて外しにくそうですね。
装置の中央部分が、上あごにピターッと張り付くようになっているからでしょう。
そうしないと、ズレてしまいます。
濡れたガラス板の上に、もう1枚のガラス板を重ねると、ピターッと張り付きますよね。
あれと同じことです。
2017年10月現在、まだまだ矯正治療は続いています。。。
医療費控除
矯正治療は保険適用外なので、費用がなかなかの高額です(-_-;)
医療費控除には申請できるのでしょうか??
答えは、YESです!!
但し、子供の成長を考えた場合に必要な矯正に限ります。
治療しないと、不正咬合になってしまう、永久歯が生えるスペースがない・・・などですね。
大人の審美目的の矯正は、対象外だそうです。
(税務署の方に確認しました!)
医療費控除の手続き
医療費控除は、確定申告の時期以外でも受け付けてくれます。
空いている時期に行けるのは、助かりますよね。
基本的に控除(医療費控除、住宅ローン控除、ふるさと納税などの寄附金控除など)の手続きのような「還付金」が貰える手続きは、確定申告の時期以外でも受け付けているとのことです。
但し、自営業などで毎年確定申告をされている方は、確定申告時に医療費控除なども一緒に手続きをします。
確定申告を済ませた後に、控除の手続きをすると、申告書の金額とのズレが生じ、「更生の請求」という、申告のやり直しをしなくてはいけなくなってしまうのです!
何でこんなに詳しいのかって?
実は今日、税務署に行って、更正の請求をしてきたんです~~~!( ゚∀゚)
わからないことは、何で直接聞いてみるのが一番!
私も税についてはあまり詳しくは無いのですが、税務署に電話したり、相談に行ったりして、色々聞いてきました。
この時期の税務署は空いていることもあり、ゆったりと色々詳しく教えてくれますよ。
おわりに
子供の矯正をお考えの方に、少しでも参考になって頂ければ幸いです。
今後また変化がありましたら、また記事を書こうと思います!