こんにちは!
今回は、茨城県取手市にある「キリンビール取手工場」のご紹介です!
以前「アサヒビール茨城工場」(茨城県守谷市)の工場見学には行きましたが、違いはあるのでしょうか、ご紹介していきます!
目次
見学ツアーは4種類
工場見学のツアーは4種類があり、それぞれ内容が異なります。
①キリン一番搾り 美味しさの発見ツアー(無料)
一番麦汁と二番麦汁の飲み比べや、麦芽の試食、ビールの試飲などが出来るツアーです。
②キリン一番搾り EP(エクスペリエンス)ツアー(有料)
不定期に開催している有料(参加費1,000円)のツアーで、20歳以上の方限定です。
作業服とヘルメットを着用し、普段の見学では入る事の出来ない「仕込室」の見学をします。
先着20名限定で、お土産付きです。
③ファミリーツアー(無料)
お子様のいるファミリーを対象としたツアーです。
一番搾りの製造工程の見学、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁の飲み比べや、麦芽の試食はもちろん、バスで広大な工場の敷地を回りながらクイズに答えたり、試飲会場では空き缶積みゲームをしたりします。(参加賞ありです)
④ハートランドツアー(無料)
取手工場で製造している「ハートランドビール」の歴史などを紹介するツアーです。
もちろん試飲も出来ます。
我が家が参加したのは「ファミリーツアー」です!
工場に到着!
場所はこちら!
国道6号線沿いにあり、
この看板が目印です。
ラーメンの幸楽苑の隣、取手消防署の目の前に入り口があります。
信号は無いですが、中央分離帯が途切れているので、右折でも入れます。
守衛さんなどはいらっしゃらなかったので、路面にある指示に従って(入り口を入って左に進みます)お客様駐車場へ向かいました。
地面が緑になっている所がお客様駐車場なので、そちらに駐車します。
ちなみに訪れた日はお盆中の、8月14日です。
ファミリーツアーは通常毎週土曜日に行われているのですが、この日はやっていました!
しかもこの日は、パッケージング製造ラインも動いているとのことで、ラッキーでした!!
駐車場の裏手には、
なんと神社が!!
「麒麟稲荷大明神」!!
ビールの原料は大麦とホップと水。
だからお稲荷さんなのですね!
入館して受付
こちらの通路を通って、
建物内に入ります。
建物に入るとすぐに、
工場見学ではお馴染みの、フォトスポットがあります。
写真ではわかりにくいのですが、中央下にある缶が出っ張っていて、座れるようになっています。
手に持つアイテムもありますよ~。
さらに奥には、
売店!!
キリンビール工場限定の商品がズラリ。
チーズ味の柿の種は、試食会場で出されました。
ビールに合っていて、美味しかったです!!
服やメモ帳やペンなどの文具もありました!
さらに奥にある受付で、色々と説明を受けます。(アルコールの試飲があるので、その注意などですね)
今回はファミリーツアーの参加なので、子供たち向けのこのようなパンフレットを貰いました。
後ほど、クイズを行う時に使用するそうです。
受付周辺をウロウロ
受付後、お手洗いを済ませ、開始時間までウロウロ・・・。
取手工場で製造されている商品がズラリ!
キリンビール工場の様々な工夫が分かるコーナー。
ビール瓶の重さ比べ。
従来瓶と、軽量瓶の重さを、実際にビールケースを持ち上げて比べることが出来ます!
本当に軽量瓶の方が軽く感じましたよ!!
私達が入ってきた入り口とは別の館内入り口です。
外に何かあるなと思って室内から出てきたら、大きなお釜?がドーンとありました。
そして、
麒麟の像がありました!
「麒麟像建立誌」
今日の盛業はすでに亡くなった諸先輩方のお陰という事で、高野山に供養塔を建立したそうです。
その際、塔域内にキリンビールの象徴である麒麟像1体を、守護像として定置。
そしてそれと同型のものを鋳造し、本店工場と総合研究所に設置し、永くその意を伝えようとするものだという事です。
昭和56年とありますね。
工場見学スタート!
まずはこちらの部屋に入ります。
スクリーンがあるので、何か映像でも見るのかなと思いきや、スタッフの方のご挨拶と、見学の流れの説明をして、すぐに出発をしました。
醸造工場
まず向かったのは、
醸造工場!
見学ツアー受付のある建物の、道路を挟んで隣だったので、歩いて移動しました。
こちらではまず、
キリンビール取手工場の説明。
そして、階段もしくはエレベーターで2階に上がります。
2階ではガラス越しに、このような大きな仕込みのお釜が見られます。
クラシックな形のお釜が、いかにもビール工場っていう感じがしますよね。
そして、
麦芽やホップを実際に手に取って触ってみたり、麦芽の試食もできました。
(これらは、アサヒビール守谷工場の工場見学でもありました)
続いて、映像にてキリンビールのこだわりを学びます。
そしてそして!
キリンビールと言えば、「一番搾り」が有名ですよね!
「一番搾り」は、他の一般的なビールと違い、
麦の量が1.5倍!
知らなかった!!
また、この「一番搾り」というビールは、一番麦汁のみを使って作ったビールなのだそうです。
しかも一番麦汁のみを使ったビールというのは、世界で「キリン一番搾り」ただ一つなのだとか!
いやー、これは知りませんでした。
そこで!!
一番搾り麦汁と二番搾り麦汁はどう違うのか。
実際に麦汁を試飲できるのです!!
これは、アサヒビール守谷工場には無かったな~。
(ちなみに一番搾り・二番搾りとは、お出汁で言う一番出汁・二番出汁のようなものです)
説明を聞いて、一番搾り麦汁と二番搾り麦汁を1カップずつ受け取ります。
アルコールは入っていないので、子供達も試飲できます。
写真右側が一番搾り麦汁、左側が二番搾り麦汁です。
一番搾り麦汁の方が、少し濁っていてとろみがあり、麦の甘みを強く感じました。
子供達は「美味しくない~」と言っていましたが・・・。
バスに乗車
続いて、パッケージング工場へ向かうため、こちらのバスに乗ります!!
何といっても東京ドーム5.5個分の広さですからね~!
バス移動も納得です!
パッケージング工場
パッケージング工場は、出来上がったビールを、洗浄したビンや缶、樽に詰め、ケースに入れて出荷するまでを行うラインです。
工場見学は、やっぱり稼働しているラインを見たいですよね!
大量の瓶ビールが流れていく様は、圧巻でした!
再びバスに乗車し、場内を車窓から見学
広い場内を、バスに乗って見学します。
車内での写真撮影は禁止だったので、写真はありません。
高く積まれたとんでもない数のビール樽や、仕込みかすが入っている1トン袋が無数にありました!!
すごい光景です。
何台ものトラックが積み込み作業などをされていましたが、なんと1日に130台ものトラックが出入りしているそうです!!
(イメージ写真です・・・)
見学をしながら、車内でクイズも行われます。
そのクイズに、なぜ取手に工場を作ったのか?・・・という問題がありました。
答えの選択肢は、以下の三つ。
①広い土地があったから
②水が確保できたから
③線路があったから
正解は・・・
①②③全て正解なのです!!
昔は貨車輸送をしていたため、工場内まで線路があったそうです。
現在、線路の跡地は遊歩道として、地域の方々に開放しているそうですよ。
試飲タイム
場内をバスでグル~ッと周り、見学ツアーの建物へ帰ってきました。
お待ちかねの試飲タイムです。
本日試飲できるビールはコチラ!!
他にも、ノンアルコールビールやソフトドリンクもあります。
一人3杯まで頂くことが出来ます。
時間は、約20分間です。
ソフトドリンクの種類は、
- キリンファイア挽きたて微糖
- キリンレモン
- 生茶
- トロピカーナオレンジ
- トロピカーナアップル
- 午後の紅茶ストレートティー
で、全て缶コーヒー(185g)サイズの缶で提供されます。
350㎖缶だと、それだけでお腹いっぱいになってしまうし、飽きてしまいますが、小さいサイズの缶だと、色々と飲めます。
コーヒーやお茶、ジュースや炭酸など、種類も豊富なので、子供達も喜んでいました。
カウンターに自由に飲み物を貰いに行きます。
暑くてのどが渇いていたので、より美味しく感じました。
1杯目はやはり一番搾りですね。
キリンのこだわりを聞いた後なので、じっくりと味わって飲みました。
おつまみも美味しかったです!!(売店で売っていたので、買ってしまいました!)
黄色いケースは、ビール瓶を入れるプラスチックケースのミニチュア版で、缶ビールが2本横にして入るサイズです。
キリンのメルマガ登録をすると、特典としてプレゼントされます。
売店でも売っていましたよ!
2杯目は黒ビール!
隣はノンアルコールビールです。(こちらは350㎖缶とカップで提供されます)
空き缶積みゲーム
さてさて、飲み物で一息ついていたら、子供達が参加できる「空き缶積みゲーム」が始まりました!
箱の中に入っている空き缶を、赤丸の中のように積んでいきます。
一番高く詰めた人が優勝です!
賞品もあります!!
参加した子供達は幼児~小学校高学年と年齢幅が広かったため、高学年の子には10秒のハンデをつけました。
制限時間は1分間!
高学年は10秒経ってからスタートします!!
慌ててしまうと、バランス良く積めずに、崩れてしまいます。
さて、結果は⁉
幼稚園年長の息子は5個。
小学校5年の娘は7個。
最高で7個積めた子が、娘を含め4人いたので、1位はじゃんけんで決めることに!!
じゃ~んけ~んぽ~ん!!
・・・ま、負けた。。。
優勝は小学生の男の子でした!
賞品は、黄色のプラケース(メルマガ登録でもらえるもの)とボールペンだったようです。
そして、頑張った他の子供達にも、参加賞がありました!!
クリアファイルと、午後の紅茶の定規、キリンのものづくり研究キット、おつまみでも提供された柿の種チーズ味です!
ゲーム終了後は、また席に戻って、飲み物休憩です。
スタッフの方が、記念スタンプを持って、各テーブルを回ってきてくださるので、子供達はそのスタンプをクイズで使った「まなべるノート」に押します。
子供達のお土産!
お土産で頂いた柿の種チーズ味は、既に子供達のお腹の中なので、写真にはありません(笑)
右下の一番搾りの箱は、研究キット内の「キリンのスマートカットカートンを作ろう!」というページを使って作ったものです。
缶ビール24本が入っている箱の、ミニチュア版です。
これを作ることによって、スマートカットカートンの構造が分かるようになっています。
このカートンの特徴は、
- 角を面にしたので痛くない!
- ゆがみや凹みを抑えた強い構造!
- 持ち上げやすくて運びやすい!
なのだそうです!
パッケージ研究所で開発されています。
これで工場見学は全て終了です!
おわりに
内容が盛り沢山で、とっても楽しかったです!
子供も大人も、楽しみながら多くのことを学べました。
アサヒビール守谷工場の工場見学と比べると、私は正直キリンビール取手工場の工場見学の方が、ビールのことを良く学べたし、工場内のこともよくわかったし、内容も充実していたので、良かったように思います!
試飲会のソフトドリンクが、小さい缶というのも良かったです!