こんにちは!
今回は、茨城県坂東市にあります「ミュージアムパーク 茨城県自然博物館」について、ご紹介します。
茨城県坂東市大崎700(電話:0297-38-2000)
電車では少々不便な場所にあります。
目次
館内の様子
入り口を入るとすぐ、体長9.1m、高さ5.3mの松花江マンモスがお出迎え。
館内は写真も撮れますし、展示物にも実際に触れられます。(触らないでねって書いてあるもの以外)
1階と2階にある様々な展示物は、いくつかのゾーンに分かれています。
宇宙ゾーン
宇宙の仕組みや太陽系の惑星について学べるビデオ、様々な銀河の写真、真空と大気中の違いを目で見て学べる装置、隕石の展示・・・など。
隕石には実際に触れるものが2つあり、1つは数百キロもあるものです。大きさは50cm四方ぐらいなのに、とんでもない重さ!
生命の誕生ゾーン
地球の火山活動の様子、鉱物の展示(紫外線を当てると光る石など、様々な石があって、とってもきれいです)、海で誕生した植物のような生命が、両生類・爬虫類のような肺で呼吸するものになり、やがて恐竜が現れ、霊長類、人類に進化します。
生き物の進化が、順を追って展示されています。
アンモナイトの化石や、恐竜の展示、人類の進化の過程が学べます。
動く恐竜の展示です。
手前がティラノサウルス。奥がドロマエオサウルス。
こちらは草食のランベオサウルスです。
子供達に大人気の動く恐竜の展示ですが、来年3月のリニューアルで、新しく生まれ変わるようです。
現在の動く恐竜は老朽化のため撤去され、新しくティラノサウルスの大人ロボット1体、子供ロボット1体、トリケラトプスの大人ロボット1体が展示されるようです。
近年の研究で、ティラノサウルスには羽毛が生えていたという説が出てきた関係で、新しいティラノサウルスは羽毛が生えた姿で復元される予定だそうです。
楽しみですね!
恐竜はこちらの動く恐竜の他にも、化石の展示があります。(レプリカ)
骨だけのティラノサウルス、プテラノドン、ランベオサウルスなどがあります。
プテラノドンは天井から吊ってあるので、見上げてみてください。
自然の仕組みゾーン
こちらは虫や鳥、魚の展示ですね。
土の中の生物を100倍の大きさにして展示してあるコーナーでは、自分が小さな虫になった気分になります。
床には一円玉が100倍の大きさで描かれてあるので、子供達にも大きさの比較がよくわかります。
森の生態のコーナーでは、館内に突如茨城の森が出現します。
森の中には、鳥や小動物がこっそり展示されていて、肉眼でも見えますが、設置してある双眼鏡で覗いて観察することもできます。
様々な鳥やセミの鳴き声のに比較や、夜の森のコーナーもあり、真っ暗な森の中からフクロウを探したりします。
水の生き物コーナーは、まるでミニ水族館のようです。
久慈川水系をモデルにして、河川の上流から海にかけて、そこに生息する魚たちを見ることかできます。
鯉の水槽ではカメもいて、子供たちは毎回カメ探しに夢中です。
海の水槽にはエイやイセエビなど様々な海の魚を観察できます。
生命の仕組みゾーン
猫の目やトンボの目からは、どのように外が見えているのかな?など、実際に体験しながら体の仕組みを学べます。
肉食動物と草食動物の歯の形の違いなど、生き物はそれぞれの習慣に合った口の作りになっているのを模型で観察できます。
細胞分裂の部屋や、この香りはなーんだ?というクイズのコーナーもあって、興味深い展示がたくさんあります。
人間と環境ゾーン
こちらでは、絶滅危惧種やもう絶滅してしまった動物たちが展示されています。
私達の日常生活の中で、何気なく捨てているものが、思いもよらないところで生物に影響を及ぼしている現実を、子供たちはもちろん、自分たちもしっかり考えなくてはなりません。
企画展示ゾーン
こちらは不定期で開催しているもので、過去にはマンモスや嫌われ者のネズミやゴキブリについてなど、様々な企画展示がされていました。
今は2016/10/8~2017/1/29まで、「外から運ばれてきた生き物たち」という、外来生物についての展示をやっています。
様々な外来生物を、クイズ形式で学んでいきます。
この企画展示ゾーンは、本当に作りが凝っていて、実際に子供達が(大人も?)体験できるような大掛かりなセットが作られているんです。
以前は、子供がゴキブリの格好をして、特大ゴキブリホイホイの中をハイハイで進むというものもありました。
ホイホイの床と、ゴキブリ変身セットにマジックテープが付けられていて、ホイホイ内を通るとき、ベタベタしてしまって動くのが大変になるっていう体験です(;^ω^)
子供達には大人気で、大行列でした。
セミナーハウス
別棟になるんですが、屋根が繋がっているので、雨に濡れずに行けます。
ここでは持参したお弁当を食べることが出来ます。(ありがたい!)
広い研修室のような感じで、テーブルとイスが沢山あるので、
満席になることは、まずないですね。
館内にはレストランもありますが、混んでいると並んでいることもしばしば。(博物館の出入り口の近くにあるので、入館するとカレーのいい匂いがします^^)
小さいお子様は、こういうところがあると本当に助かりますよね。外に水道もトイレもあるので、おにぎりを食べてご飯粒だらけになった子供の手を洗えますし、持参したおしぼりも洗うことが出来ます!!
ただトイレは外なので冬は寒いです。
館内のトイレに行った方が無難かも。
因みに館内のトイレにはおむつ替え用ベビーベッドもあります。
エレベーターもあるので、ベビーカーでも大丈夫です。
他にも図書室や、予約制の体験の部屋、コインロッカー(お金が戻ってくるタイプ)、お土産屋さん、博物館の外は広い公園になっています。
化石発掘の体験もできるようです。
入場料
通常期
大人 530円
高校・大学生 330円
小・中学生 100円
企画展(特設コーナーでの展示)開催期
大人 740円
高校・大学生 450円
小・中学生 140円
安い!!(*^^)v
更に、1年に何度か行かれる方は、年間パスポートがおすすめ!
年間パスポート
大人 1,540円
高校・大学生 1,030円
小・中学生 310円
発行から1年間有効で、2~3回行けば元が取れます。
我が家は下の子が恐竜が大好きなので、この年間パスポートを使って、何度も行きました。
更に、高校生以下の学生に限り、毎週土曜日は無料で入館できます!(ただし、春・夏・冬休みの期間中を除く)
そして、もっとお得な無料入館日というのもあるのです!
無料入館日
3月 春分の日
5月4日 みどりの日
6月5日 環境の日
11月13日 茨城県民の日
これらの日は、大人・子供問わず無料で入館できます。
茨城県民の日は、茨城県民以外でも大丈夫です。
ただ、結構混みます。
広い駐車場もいっぱいになってしまって、近隣の臨時駐車場に回されることもあります。
博物館HPには、駐車場は1,000台収容とありますね。
休館日は毎週月曜日だそうで、祝日と重なった場合は、翌火曜日休館になるようです。
幼稚園や学校の遠足で訪れる子もいるようです。
入館料も安いし、様々な体験が出来て、内容も盛り沢山!
おすすめです。